手曲げ

ランディングフレームに使われている超々ジュラルミンのオーダー材料は、直線で使うことしか想定されておらず、手で曲げようとしてもほとんど曲がらない程固い。

金属加工業ならではの職人技と専用の治具を駆使し手作業で曲げて均一に形成するフレームは熟練の職人だけが作れる形なのです。

手編み

網は厳選した原着糸を丁寧に手編み作業で仕上げています。網の中心「ヘソ」を作るところからはじめ、編み込みを繰り返し均一な網目と最小限の結び目で編み上げます。

正確で繊細な編み込み。網の目の大きさをミリ単位で変える「3段編み」は職人が培った手編み技術だから出来る仕上げです。

自社生産

信頼できる加工業者や職人そして職人を支える家族がいるからこそ作りたい製品をきっちり仕上げることができる。SIYOUEIが自社生産、Made in Japanにこだわる理由がここにあります。使いやすく喜ばれる道具を作る為、感謝の気持ちを忘れずに技を磨き進化させています。

ユニバーサルピック

グレ釣りが好きだった先代が作った、岩場に脚1本で立つ竿受け。当時このような機構の竿受けがなかったため人伝に話題に。金属加工の職人技を駆使し、竿の角度を上下に調整でき左右に向きを変えて固定できるなど、釣り人の\"あったらいいな\"を具現化した。SIYOUEI初の釣り道具。

三角網・オーバル型

釣具の製造を開始した1976年。当時丸形の枠しかなかったタモ網に、丸形よりも効率的に捕獲できるようホームベース型のフレームを製品化。現在に至る。また現在のルアーゲームではスタンダードな形となったオーバル型のランディングフレームを発案し世に広めたのもSIYOUEIだった。

フレックスアーム

2005年タモとシャフトのジョイント部分の折り畳み機構の開発。移動しながら釣る釣りではタモの携帯にフレームが飛び出し使い勝手が悪かった。考えたのは片手で操作できるアーム。シーバスアングラーやクロダイの落とし込みファンに浸透。ランディングツール革命が起こった。

SIYOUEIの新たな挑戦

テグス原料の吟味から着色の製法、加工性と性能の両立等、数々の課題に挑戦し続け、この度自社生産の網が完成しました。編み終えた網の後染めではなく、素材に顔料を配合した「原着糸」を使用することで色褪せにくく、耐久性の高いSIYOUEIの考える日本規格の網に仕上がりました。